愛してます。
2月28日。
いつもと何も変わらない日。
少し早めに家を出て。雨は憂鬱だな。と思いながら、CLASSY買わなきゃ。って思いながら、少し浮かれて家を出た。
電車でバッグの中にある雑誌をチラ見した。
なんだかこれは、素敵な予感。
YouTube聴きながら、「早く休憩取りたいな」なんて思ってた。
休憩になった。
スマホのLINE通知を開いた。
友人からだった。
一瞬文字の理解が出来なかった。
Twitter開いた。
「生存確認」ってワードが飛び込んできた。
検索タブタップした。
トレンドにあった。
それでもまだ、理解は追いつかなくて。
とりあえず座ろうって思った。
雑音をシャットアウトしたくて、急いでイヤホンさした。
いつもは音漏れとか怖いから、何か再生して確認するけど、それすらしなかった。
検索から色々見て。
自分でもう一回検索かけた。
見られた。
真っ白な背景にシンプルな文字。
ドキドキする。
そこにあった動画。
聞こえてくるギターの音。
そこで笑ってる人。
「すばるだ」
そこでようやく少し理解。
何かを始めたの?と。
何が何だかわからないまま一度見終えた。
すぐにもう一度再生した。
電車?に乗ってる。
モノクロに切り替わって。
海外らしき現地の姿と、そこにいる彼。
もう一度色を取り戻す。
そこにいる。
徐々に滲む世界。
もう一度再生。
どんどんぼやける視界。
もう止まらない。
ここが会社とか、休憩中とは言え、社内に人がいて、すぐそこで働いてる。とか。そんなことどうでも良かった。
笑ってる。動いてる。生きてた。
渋谷すばるだ。
あの時の、今の私の感情が何なのかなんて、今でもわからない。
ただ、涙は止まらなくて、少しでも彼を感じたくて、何度も何度も見た。
気がついたら30分以上経ってて。
お湯を注いだスープから湯気は消えてた。
そのまま食べずにいようかと思ったけど。
まだ先もあるし、食べようって急いだ。
食べてる間、Twitter開いた。
たくさんの人が、本当にたくさんの人が呟いてた。
あぁ、そうだ。そう言う人だ。って、どこか遠くで思った。
7月8日。
あれから、7ヶ月近く。
こんなに早く。
こんなに早くあなたを見られる日が来るなんて思いもしませんでした。
真っ黒だった私の世界を動かしてくれたのは、間違いなくSixTONESであり、松村北斗。
でも。今日。
「私生きてた」
そう思った。
全身に血が巡って。
体温が上がってく。
心臓が動いてる。
私、生きてる。
聞き慣れた声に、馴染みのある笑い方。
シンプルな音楽に、笑顔でいる彼。
20年近く見てきた人がそこにいて。
私は生きてる。
この1年近く。
ただ毎日が過ぎて、ただ毎日を過ごしてた。
私の中で、赤が失われて、日々はモノクロだった。
すばるが笑ってる。話してる。
ただ、それだけのことで、
「あぁ、私は生きてる」そう思った。
だからさ。言ったじゃん。
すばるも知ってる通り、すばる担ってとことん重くて、あなたに甘いのよ(笑)
本当に、すばるが笑ってくれていて、
ただそこにいてくれたら、それでいいんだから(笑)
龍規が「嬉しすぎる」って。
薫太が「すばるくん」って。
マッキーが「おはようございます」って。
すばる。
辞めるってなったあの日。
あの日も、私は泣きながら、メンバーにたくさんのeighterに愛されてるあなたが大好きでした。同じ事務所のたくさんの方が、いろんなコメントをくださって。
きっとたくさんの、大人の方達が動いてくださって。
だから。最後。
関ジャムの生放送があったのだと思っています。
誰が何と言おうと、会見のあの日。
目にいっぱい涙を溜めた横山さん
平常心の村上さん
よくわからない顔をしてた丸山さん
こわばった顔の錦戸さん
ふてくされてぶすっとしてた大倉さん
そして、最後まで泣かずに質問に真摯に答えたすばる。
みんなそれぞれで、それもエイトらしかった。
私はこちらの気持ちに近い大倉さんに救われた。
ほぼ泣いていて、確かな記憶ではないけど。
私はあの日のメンバーを忘れないし、
大変なそれは大変なことがあって。
本当はあの場に居たかったであろう安田さんのことを、きっと一生忘れない。
最後のTV出演で、
6人の関ジャニ∞を応援してください。
そういった、あなたを忘れない。
何で?とかどうして?とかたくさん思った。
でも。
今。今日、あなたが、異国の地でも、笑っていてくれて、幸せそうに、その笑顔でいるってわかったから。
だからね。
本当に初めて。
「いってらっしゃい」って思えたよ。
ずっとずっと。そこにいてよ。何でいなくなっちゃうの?って本当はずっと思ってた。
でも。
今日、本当に幸せそうな顔で笑ってるすばるを見て。良かった。って。
初めて心から思ったよ。
おかえり。
ありがとう。
そして、これからもよろしく。
愛してます。これから先もずっと。
愛してます。